私達は、豊かな生物多様性を将来にわたって継承し、その恵みを持続的に得ることができる「自然と共生する社会」を作っていかなくてはなりません。
そのためには、政府による取組だけでなく、さまざまな主体が積極的にかつ連携して取り組むことが求められます。
豊かで健全な自然が拡がる国土。渡り鳥の飛来地などの国境を越えた生態系ネットワーク。生物多様性保全と持続可能な利用が組み込まれた企業活動。国内資源が有効に利用されることで世界の生物多様性に与える影響が軽減された社会。そして、生物多様性に配慮した新しいライフスタイル。それが私達のめざす100年先の国土の姿です。