アジアをはじめ、開発途上国も急速に経済成長しつつある中、膨大な廃棄物が発生するようになりました。循環型社会作りは世界的に求められており、今後ますますその傾向は強まることでしょう。諸問題はあれども国境を越えた廃棄物リサイクルもさらに活発化することが考えられます。
2008年4月には「資源効率性に関するOECD-UNEP国際会議」がパリで開催され、各国における取組のベストプラクティスの共有や、資源効率性を向上させる取組が非常に重要であることが確認されました。
また、我が国の提唱により、アジアでの3Rの推進に向け、各国政府、国際機関、援助機関、民間セクター、研究機関、NGO等を含む幅広い関係者の協力の基盤となる「アジア3R推進フォーラム」が2009年に設立され、政策対話の促進、各国における3Rプロジェクト実施への支援等を進めています(3Rについてはこちら)。